2019.02.08更新

室内犬でも侮れないフィラリア!

夏になって気温が高くなると、蚊の活動が活発になります。
人間と同じように犬も蚊に刺されることがあり、フィラリアに感染してしまうケースがあります。
フィラリアの幼虫は蚊の針の中に潜んでいて、蚊に刺されると犬の体内に移動します。
犬の体内で数年をかけて成虫になると、肺や心臓に寄生してフィラリア症を発症します。

フィラリアは感染直後は無症状ですが、幼虫が成長すると症状が出ます。
軽度であれば、時々咳をするようになります。
症状が重くなると食欲がなくなって衰弱する、散歩を嫌がる、腹水がたまるなどの症状が出ます。
さらに症状が進むと、心臓・肺・肝臓などの内臓がダメージを受けて死に至ります。
咳や食欲がなくなる程度であれば他の病気の可能性もあるので、見落としてしまう場合があります。

フィラリアは蚊を通して感染する寄生虫なので、咬まれないようにすることが大切です。
特に夜間に室内で活動をするイエカには要注意です。
室内で犬を飼うことで蚊に咬まれるリスクを低くすることが可能ですが、完全に防ぐことはできません。
人間が家の中で蚊に咬まれることがありますが、室内飼いのペットも同じです。
ペットを室内で飼っていても感染を100%防ぐことは不可能で、きちんと対策を行う必要があります。

犬や猫を室外に出さなくても、人間の衣服についた蚊が室内に侵入することもあります。
帰宅時には、衣服を払ってから家に入ることが大切です。
マンションの高層階であったとしても、エレベーターに潜んでいた蚊が人間と一緒に室内に侵入します。
散歩などのためにマンションのエレベーターを利用している間に、蚊に咬まれてしまう可能性もあります。

フィラリア感染を防ぐために有効な方法は、早いうちから犬に予防薬を飲ませることです。
フィラリア予防薬は、ネット通販を利用すれば誰でも購入できます。
ネット通販サイトで検索をすると、錠剤タイプやおやつタイプのフィラリア予防薬が販売されています。

錠剤をチーズや犬用のおやつなどに仕込んで与えると、スムーズに飲ませることができるかもしれません。
錠剤タイプが苦手な犬であれば、おやつタイプの予防薬が便利です。
ドッグフードやジャーキーに薬の成分が含まれているので、簡単に投薬をすることができます。

屋外飼育の場合予防をしなければ、3年以内に90%以上の犬がフィラリアに感染すると言われています。
フィラリアに感染した犬は、6~8年程度で死んでしまいます。
この病気は予防薬で防ぐことができる病気で、きちんと予防をすることで10年以上生きることができます。